食駒植物の宴

「・・・私、嘘吐きは嫌いなのにぃ」



フィギュメイトは軽くスルーしつつ、今日はCiaociao(チャオチャオ)というゲームを紹介してみます。

舞台は食駒植物がうじゃうじゃ居るジャングルのとあるつり橋。
プレイヤー達はこのつり橋の向こうに行かなければなりません。




というわけでサイコロで出た目だけ進んで対岸を目指すわけです。

・・・んが、サイコロはこんな筒に入っており、振った本人しか見られない。
なので、嘘を吐いてたくさん進むことも可能。
まぁ、嘘が他のプレイヤーにばれたら勿論ペナルティがあるんですがね。
・・・こんな状況なら普通は嘘をつくはずがないです。


しかし、このサイコロがまたアホ。
数字は1〜4しか描いておらず、残りの2つは「×」。

この「×」の意味は「橋から落ちる」w
当然、好き好んで落ちる奴なんかいないので、強制的に嘘を吐かなければなりません。
つまり、どんな人でも3分の1の確率で嘘をついている訳です。
後一歩で渡れる、という時にコイツが出ると間違いなく表情に出ますw


んで、嘘を見破られたり、逆に真実に対して誤爆したら・・・

橋からたたき落とされ、ヤツラの餌食です。
哀れ、駒は養分となってしまいます。
(ちなみに、落とすときは「Ciaociao!!*1」と別れの挨拶をするのがマナーです。)


こうしてゲームを進めていき、最初に自分の駒3つを渡り切らせれば勝ち。
ただし、誰も達成していない時は点数勝負。(後からゴールした方が点数が高い)
つか、普通は3つ渡り切る事などなくてですね。

このように死体が累々と・・・w




特筆すべきはやはりこのデザインでしょう。

箱につり橋を架け、箱の内側は食駒植物が描かれている。
つまり、箱そのものが谷底というわけだ。やられたね。
シンプルで手軽なゲーム性もさることながら、このデザインが最強過ぎる。
同じ内容でも、使うのが単なるボードだったらこんなに褒めなかったと思う。


バシバシと駒が落ちていく様は結構笑えるので、箱のエグい絵が嫌いじゃなかったらお勧めします。
ちなみに、2〜4人用。気心の知れた友人とやると吉。

*1:さよなら