『汝は人狼なりや?〜OFF-GM-version〜』ルールブック(仮)

★ストーリー
ある辺境の村に人狼が現れた。夜ごと罪の無い村人を食い殺すという、葬り去るべき存在。
しかも厄介な事に、彼らは昼は人間に化けているという・・・。
・・・無力な人間が人狼を退治する方法は、ただ1つ。


【彼らが人の姿をしているうちに 殺 す 】



村人達は集まり、話し合う。
この中の誰が人狼なのか、そして誰を処刑するかを。
きっと人狼は、罪無き者へ疑いの目を向けるであろう。



虐殺の果てに生きのこるのは、村人か。人狼か。



★目的
人間:人狼を全て処刑すること
人狼:人間を人狼と同じ数まで減らすこと


たとえ自分が死亡しても、自分側のサイドが勝利すればよい。


★ゲームの流れ
0・準備


0-0:準備するもの
人狼カード:2枚
占い師カード:1枚
村人カード:(人数−3)枚
※トランプでも何でも構いません。
殺害マーカー:1個
※目印になる物なら何でも構いません。机の中央に置いて下さい。
ベル(音を鳴らすもの):1個(可能なら)
※なければ『机を2度叩く』などで代用できますが、あった方がよいでしょう。


0-1:カードの配布
ここで兼任GMを1人決めておきます。
全てのプレイヤーに1枚づつカードを裏向きに配ります。
各プレイヤーはカードの内容を自分だけが分かるように確認し、自分の前に縦において下さい。
なお、このカードは【ゲーム終了まで公開されません】。


0-2:初夜
兼任GMは【全員が顔を伏せるよう指示をして下さい】。


0-3:占い師フェイズ
兼任GMは【占い師フェイズ】と呼びかけて下さい。
GMの指示があったら、占い師は顔を上げ、誰か1人のカードを密かに確認してください。
行動を終えたら【ベルを鳴らして】GMに伝えて下さい。


0-4:人狼フェイズ
兼任GMは【人狼フェイズ】と呼びかけて下さい。
GMの指示があったら、人狼は顔を上げ、お互いを確認して下さい。
なお、この時点では襲撃は行いません。
お互いに行動を終えたら【ベルを鳴らして】GMに伝えて下さい。



1・昼


1-0:夜明け
兼任GMは【全員に顔を上げるよう指示をして下さい】。


1-1:犠牲者
全員で殺害マーカーが置かれている人を確認します。
マーカーが置かれていた人は死亡した事となり、カードを横向きにしてゲームから脱落します。
なお、死亡が発覚した時点で【その人は一切言葉を発する事は出来ません】。
マーカーは全員の手の届く所に戻します。


1-2:会議
生存者全員で3分ほど、誰が疑わしいか、誰を処刑するかを協議します。
【ここでの会話には時間以外の一切の制限はありません】。


1-3:処刑投票
兼任GMの右どなりから順番に、処刑したい人物を指名していきます。
この時、全てのプレイヤーは自分に何票入っているかを指で数えて下さい。
全員の指名が終わった時点で、最も多くの者に指名された者が処刑となります。
ただし、得票数が同数でならんだ場合、各自20秒ずつの弁論の後、決選投票を行います。
処刑された場合、カードを横向きにしてゲームから脱落します。
人狼による犠牲者同様【一切言葉を発する事は出来ません】。



2・夜


2-0:日没
兼任GMは【全員が顔を伏せるよう指示をして下さい】。


2-1:占い師フェイズ
兼任GMは【占い師フェイズ】と呼びかけて下さい。
GMの指示があったら、占い師は顔を上げ、誰か1人のカードを密かに確認してください。
行動を終えたら【ベルを鳴らして】GMに伝えて下さい。


2-2:人狼フェイズ
兼任GMは【人狼フェイズ】と呼びかけて下さい。
GMの指示があったら、人狼は顔を上げて机中央のマーカーを取り、
襲撃する相手のカードの上に密かにマーカーを置いて下さい。
行動を終えたら【ベルを鳴らして】GMに伝えて下さい。



以降、以下の宣言が人狼によって出されるまで昼と夜を繰り返す。

★勝利宣言・敗北宣言
どちらかの条件を満たした場合、人狼は勝利宣言・敗北宣言をして下さい。
・生存している人狼の数と生存している人間の数が同数となった場合
人狼側の勝利です】(勝利宣言)。
人狼が2名とも処刑された場合
【人間側の勝利です】(敗北宣言)。

GMについて
・呼びかけのタイミング
【行動終了のベル】が鳴ってから5秒ほど経ってから次のフェイズに進めてください。


・役職とのかぶり
たとえGMの役職が占い師や人狼であったとしても、
【占い師フェイズ】や【人狼フェイズ】の呼びかけはどちらも忘れずに行ってください。
また、自分がGMだとしても【行動終了のベル】はきちんと鳴らして下さい。